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ライスパワーNo.11とは?効果・セラミドとの違い・選び方【2026年最新】
ライスパワーNo.11の効果やセラミドとの違いについて、2026年5月時点で確認できる公式情報をもとに解説します。
また、「化粧水をたっぷりつけているのに、気づいたら乾いてしまう…」30代に入ってから、そんな乾燥の悩みを感じている方は少なくないはずです。
スキンケアを頑張っているのに手応えを感じられないとき、つい「もっと保湿力の高い成分を探さなきゃ」と思いますよね。乾燥肌ケアの文脈では、2001年に医薬部外品の有効成分として承認されて以降、現在も語られ続けている成分のひとつが「ライスパワーNo.11」です。
名前だけ聞くと少し難しそうに感じるかもしれません。しかし、この成分は「肌が水分を保つ力」そのものへアプローチするという考え方で、多くの乾燥肌ユーザーに支持されてきました。加えて、この記事では、成分の基本から、セラミドとの関係、メリット・デメリット、No.11とNo.11+の違い、選び方まで、初心者でもわかりやすいように丁寧にお伝えします。
読み終わったころには、自分の肌悩みや選び方の目安を整理しやすくなるはずです。なお、化粧品成分の読み方・選び方について基礎から学びたい方は、あわせてご覧ください。
乾燥に悩んで成分を調べ始めた30代のころ、「ライスパワーNo.11」という名前に出会ってから、スキンケアの見方がガラっと変わりました!
ライスパワーNo.11とは?基本をわかりやすく解説
ライスパワーNo.11は、お米を発酵・熟成させることで生まれる「ライスパワーエキス」の一種です。そのため、麹菌などの微生物の力を借りて作られる成分で、ライスパワーNo.11は、勇心酒造が開発した米由来の機能性成分「ライスパワーエキス」の一種です。コーセーの「米肌」などにも採用され、乾燥ケア成分として広く知られています。
Maison KOSÉの公式情報によると、ライスパワーNo.11は2001年9月に医薬部外品の新規有効成分として承認された成分です。さらに、この成分が注目される最大の理由は、「皮膚水分保持能の改善」という効能が医薬部外品の有効成分として認められている点にあります。
ただ肌表面をしっとりさせるだけでなく、ライスパワーNo.11を有効成分として配合した医薬部外品では、皮膚水分保持能の改善という効能が認められていますという考え方が、多くの乾燥肌ユーザーに支持されています。2001年の承認から20年以上が経った現在も、ライスパワーNo.11は乾燥肌向けスキンケアを語るうえで名前が挙がることの多い成分です。
「皮膚水分保持能」って何のこと?
少し専門的な言葉ですが、「皮膚水分保持能」とは、肌が水分をつなぎとめ、乾きにくい状態をキープする力のことです。なお、米肌(まいはだ)公式オンラインショップの公式サイトでも、「角質に水分を保つ力=水分保持能」として説明されています。
イメージで例えると、こんな違いです:
- 💧 化粧水を重ねるだけのケア:乾いた土に水をまくイメージ。しばらくは湿るけど、すぐ蒸発してしまう。
- 🌱 水分保持能を意識したケア:土そのものが水を抱えやすい性質になるイメージ。水をまいてもしばらく保てる。
「化粧水をつけた直後はしっとりするのに、気づいたら乾いている」という経験がある方は、乾燥やうるおい不足、バリア機能の乱れなどが関係している場合があります。つまり、自分の肌質がどのタイプに当てはまるか把握したい方は、肌タイプ診断ガイドも参考にしてみてください。
「うるおいを与えるケア」と「水分保持能に着目するケア」は、少し考え方が違うんです。これを知ったとき、スキンケアの考え方がガラリと変わりました。
ライスパワーNo.11とセラミドの深い関係
ライスパワーNo.11を語るうえで欠かせないのが、セラミドとの関係です。一方で、そもそも、なぜこの成分がセラミドとセットで語られるのでしょうか。
米肌やコーセーの公式ページでは、セラミド産生との関係で説明され、皮膚水分保持能の改善につながる成分として案内されています。つまり、外からセラミドを補うのではなく、肌がセラミドを作り出す力に働きかけるという発想です。
セラミドが乾燥に関わる理由
セラミドは、肌の角質層(肌のいちばん外側に近い部分)に存在する脂質の一種です。なぜなら、細胞同士のすき間を埋めるように存在し、水分を逃げにくくするバリア機能を支えています。
J-STAGEに収録された皮膚科学の総説でも、セラミドが皮膚バリアの形成と経皮水分蒸散(肌から水分が逃げること)の防止に重要な役割を担うことが示されています。結果として、加齢や乾燥、摩擦などによってセラミドが減ってくると、水分が外に逃げやすくなり、乾燥・ゆらぎ・かさつきへとつながります。
特に30代以降は、このセラミドの減少が乾燥悩みの一因になりやすいと言われています。セラミドの効果と乾燥肌に選ばれる理由また、については、専門記事で詳しく解説しています。
ライスパワーNo.11はセラミドそのもの?
よく混同されがちですが、ライスパワーNo.11はセラミドそのものではありません。
外からセラミドを補う成分(セラミド配合コスメ)とは発想が異なり、ライスパワーNo.11は「肌がセラミドを産生する力に働きかける」という切り口で説明されています。さらに、「与える」より「育てる」に近いアプローチと言えるかもしれません。
他の保湿成分との違いを比較してみよう
「保湿成分」は一種類ではなく、それぞれ役割が少しずつ異なります。加えて、代表的な成分と比較すると、ライスパワーNo.11の特徴がより明確になります。
| 成分名 | 主な役割 | イメージ |
|---|---|---|
| ヒアルロン酸 | 水分を抱え込む | 保水スポンジ |
| グリセリン | 水分を引き寄せる | 水を集める磁石 |
| セラミド | 水分を逃がさない壁をつくる | バリアの壁材 |
| ライスパワーNo.11 | 水分保持能の改善にアプローチ | 壁がうまく機能する状態を支える |
「ただしっとりするだけでは物足りない」「化粧水が逃げていく感じがある」という方に、ライスパワーNo.11の考え方が刺さりやすいのはこういった理由からです。さらに、保湿成分全般の理解を深めたい方は、▶ 【関連記事】【2026年保存版】コスメの選び方完全ガイド|スキンケア基礎から成分まで徹底解説で基本から学ぶことができます。
ライスパワーNo.11の主なメリット4つ
① 一時的なうるおい補給だけでなく、水分保持能に着目したケアの考え方に近い
「水分を与える」ことだけに集中するのではなく、「肌が水分を保てる状態を目指す」というアプローチは、特に慢性的な乾燥を感じている方にとって発想の面でフィットしやすいです。
うるおいを与えても乾燥が気になりやすい方には、成分の切り口として参考になるはずです。また、同じ「水分保持能に着目したケア」の視点で語られることの多い成分との違いを知りたい方は、季節の変わり目スキンケアの正しい切り替え方も合わせてご覧ください。
② 医薬部外品の有効成分として認められている
「認められた有効成分」という立場は、根拠を持って語れるという点で信頼感があります。そのため、ライスパワーNo.11は、公式上「皮膚水分保持能の改善」という効能が認められた有効成分として案内されており、公式情報で効能の範囲を確認しやすい成分です。
③ セラミドやバリア機能に興味がある方に説明しやすい
「セラミドが乾燥に大事」という情報は、スキンケアに少し興味を持ち始めた方にも広く知られるようになりました。ちなみに、ライスパワーNo.11はそのセラミドとの関係で語れる成分なので、成分への理解が深まりやすく、継続するモチベーションにもなりやすいです。
④ 季節の変わり目など、乾燥を感じやすい時期のケア選択肢として考えられます
米肌の公式ページでは、乾燥しやすい肌や外的刺激でゆらぎやすい肌の文脈でもライスパワーNo.11が説明されています。特に秋冬や春先の乾燥しやすい時期に、成分への関心が高まる傾向があります。
ライスパワーNo.11のデメリット・注意点4つ
① 即効性を過度に期待しすぎないことが大切
医薬部外品の有効成分として認められていると聞くと、すぐに大きな変化が起きるイメージを持つ方もいますが、スキンケアの効果は成分だけで決まるわけではありません。
製品全体の処方、使用量、継続期間、肌状態など多くの要素が絡みます。なお、「成分に認められた効能の範囲」と「自分が感じる実感」は別物と理解しておくことが大切です。
② 価格帯がやや高めになりやすい
ライスパワーNo.11配合製品は、中価格帯から上位価格帯の商品が中心で、一般的なドラッグストアの保湿化粧水と比べると価格差を感じることもあります。
目安として、化粧水で3,000〜8,000円前後の製品が多く、コスパ最優先の方にはハードルになることがあります(価格は販売時期や販売店によって異なります)。
③ No.11とNo.11+(プラス)を混同しやすい
これは特に注意したいポイントです。つまり、コーセー・米肌の公式情報によると、ライスパワーNo.11とライスパワーNo.11+は別の成分として案内されています。
- No.11:皮膚水分保持能の改善が認められた有効成分
- No.11+(プラス):No.11+を有効成分として配合した医薬部外品では、承認された範囲で「シワ改善」を表現できる場合があります
名前が似ているため混同しがちですが、効能の範囲が異なります。一方で、選ぶ際は、製品の成分表示やパッケージをしっかり確認してみてください。
④ 「治る」「完治」という表現は当てはまらない
医薬部外品・化粧品は、薬機法(旧薬事法)の広告規制により、「乾燥肌が治る」「肌質が根本改善する」のような医薬品的な効能表現を使うことができません。なぜなら、ライスパワーNo.11はあくまで「皮膚水分保持能の改善にアプローチする成分」として理解しておきましょう。
No.11とNo.11+、見た目が似すぎて私も最初は混同してました…!購入前に必ず成分表示を確認することをおすすめします。
こんな方にライスパワーNo.11はおすすめ
次のような悩みや考え方を持つ方には、ライスパワーNo.11配合のスキンケアを選択肢に入れてみる価値があります。
- ✅ 化粧水を重ねてもすぐ乾いてしまうと感じる方
- ✅ 「しっとり感」だけでなく、水分が持続する肌状態を目指したい方
- ✅ セラミドやバリア機能に興味があり、成分を意識したスキンケアをしたい方
- ✅ 季節の変わり目や空調環境でゆらぎやすい肌を感じている方
- ✅ 30代以降から乾燥が気になり始め、スキンケアの見直しを考えている方
一方で、以下のような方には少し期待とのズレが生じることがあります:
- ❌ 使い始めてすぐに強い実感だけを求める方
- ❌ とにかくコストを抑えたい方
- ❌ ひとつの成分で肌の悩みを全部解決しようとしている方
ライスパワーNo.11配合コスメの選び方・チェックポイント
ライスパワーNo.11が配合されているかどうかだけでなく、どんな製品タイプに入っているかも重要です。結果として、同じブランドの商品でも、すべてが「皮膚水分保持能の改善」効能を持つ医薬部外品とは限らないため、以下の点を確認してみてください。
購入前に確認したい5つのポイント
- 医薬部外品かどうか:パッケージに「医薬部外品」と記載されているものが、有効成分としての効能を謳えます。
- 製品タイプ(化粧水・美容液・クリームなど):乾燥の程度や悩みに合わせて、どのタイプを取り入れるかを考えましょう。
- 乾燥肌向けの処方かどうか:同ブランドでも複数ラインがある場合、乾燥対策ラインであるかを確認。
- 他の保湿成分との組み合わせ:セラミド・グリセリン・ヒアルロン酸など、他の保湿成分と組み合わさっているかもチェックポイントです。
- 毎日続けられる価格か:スキンケアは継続が大切。自分のライフスタイルに合った価格帯を選ぶことも重要です。
また、肌は個人差が大きいため、新しい製品を試す際はパッチテストを行い、少量から始めることを心がけましょう。特に敏感肌の方は、香料やアルコールの有無も合わせて確認するのがおすすめです。
「医薬部外品」の表示があるかないかで、成分の効能の語り方が大きく変わります。購入時は必ずパッケージを確認して!
よくある質問(FAQ)
Q1. ライスパワーNo.11はどんな肌タイプに向いていますか?
主に乾燥やうるおい不足が気になる方の選択肢として語られることが多い成分です。
「水分を与えてもすぐ逃げてしまう」「バリア機能を意識したケアをしたい」という方に向いている成分として案内されています。ただし、スキンケアは成分だけでなく製品全体の処方・香料・油分などの影響も大きいため、肌との相性は個人差があります。また、新製品を試す際はパッチテストを行うことをおすすめします。
Q2. ライスパワーNo.11とNo.11+(プラス)は何が違いますか?
コーセー・米肌の公式情報によると、No.11は「皮膚水分保持能の改善」が認められた有効成分、No.11+(プラス)は「皮膚水分保持能の改善」に加えて「シワ改善」も認められた有効成分として区別されています。
名前が似ているため混同されやすいですが、認められている効能の範囲が異なります。さらに、目的に合わせて、どちらが配合されているかを製品の成分表示で確認するようにしましょう。
Q3. ライスパワーNo.11配合製品は化粧水だけで使えますか?それとも他のアイテムと組み合わせる必要がありますか?
化粧水単体でも使用できますが、一般的に乾燥ケアは化粧水→美容液→クリームと重ねて水分と油分をバランスよくケアすることが推奨されています。
ライスパワーNo.11は化粧水だけでなく美容液・クリームなどさまざまな剤型の製品に配合されているケースがあります。加えて、自分の肌状態に合わせて、複数のアイテムを組み合わせるかどうかを判断するとよいでしょう。そのため、迷った場合は同ブランドのスキンケアラインでそろえると、処方の相性が取りやすくなります。
Q4. ライスパワーNo.11は敏感肌でも使えますか?
ライスパワーNo.11自体は医薬部外品の有効成分として認められていますが、製品全体の処方によって刺激の有無は異なります。
特に敏感肌の方は、アルコール・香料・防腐剤などの配合成分も合わせて確認することが大切です。また、使い始める際は二の腕の内側などでパッチテストを行い、問題がないことを確認してから顔全体に使うことをおすすめします。
Q5. ライスパワーNo.11配合製品は朝と夜のどちらで使うのが効果的ですか?
基本的には朝晩のどちらで使用しても問題ありません。朝・夜どちらに使うかは、各製品の使用方法に従うのが基本です。乾燥が気になる方は、朝は日中の乾燥対策として、夜は保湿ケアとして取り入れると続けやすいでしょう。
朝は日中の乾燥から肌を守る目的で使用し、夜は乾燥を防ぎ、うるおいを保つケアとして取り入れると、役割を分けて考えることができます。ちなみに、自分のライフスタイルや肌状態に合わせて、継続しやすい使い方を選びましょう。
まとめ:ライスパワーNo.11は「水分を保てる肌」を目指す成分
最後に、この記事のポイントを整理します。
- 📌 ライスパワーNo.11は、お米を発酵・熟成して作られるライスパワーエキスの一種
- 📌 2001年9月に医薬部外品の新規有効成分として承認された歴史ある成分
- 📌 認められている効能は「皮膚水分保持能の改善」——肌が水分を保つ力へのアプローチ
- 📌 セラミドそのものではなく、セラミド産生との関係で説明される成分
- 📌 No.11とNo.11+は別物。後者はシワ改善も認められた成分
- 📌 即効性の過度な期待や「治る」という表現には注意が必要
- 📌 医薬部外品表示・成分の組み合わせ・価格を確認して選ぶことが大切
ライスパワーNo.11 効果 セラミド 違いの押さえておきたいポイント
「塗ってもすぐ乾く」「しっとり感が続かない」という30代の乾燥悩みに対して、ライスパワーNo.11は「水分を与える」ではなく「水分を保てる肌状態を目指す」という新しい視点を提供してくれます。
成分への理解を深めながら、自分に合ったスキンケアを見つけるヒントにしてみてください。
※本記事はアフィリエイト広告を含む場合があります。
なお、※効果には個人差があります。つまり、スキンケアは肌状態・使用環境・継続期間などによって異なります。
一方で、※本記事の情報は2026年5月現在のものです。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
本記事は、ライスパワーNo.11に関する公式情報、セラミドと皮膚バリア機能に関する公開資料、厚生労働省および日本化粧品工業会の広告表現に関する資料を参考に作成しています。スキンケアの実感には個人差があり、肌に合わない場合は使用を中止してください。
参考文献・参考資料
-
勇心酒造「第9話 ライスパワーNo.11に医薬部外品の新規効能が認められる」
https://www.yushin-brewer.com/special/vol09/ -
Maison KOSÉ「肌が本来持っている力を引き出す RicePower」
https://maison.kose.co.jp/site/p/ricepower.aspx -
米肌公式オンラインショップ「ライスパワー」
https://maihada.jp/site/p/about_seibun_ricepower.aspx -
KOSE「セラミドとは?注目の成分『ライスパワーNo.11』との関係を解説」
https://www.kose.co.jp/kose/skin_care/skincare178.html -
J-STAGE「セラミドに着目した敏感肌のスキンケア」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/koshohin/45/3/45_450302/_pdf -
厚生労働省「化粧品の効能の範囲の改正について」
https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00tb7518&dataType=1&pageNo= -
厚生労働省「医薬品等の広告規制について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/koukokukisei/index.html -
日本化粧品工業会「化粧品等の適正広告ガイドライン」
https://www.jcia.org/user/common/download/business/advertising/JCIA20200615_ADguide.pdf